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★「ボクが逆さに生きる理由 誤解だらけのこうもり」(ナツメ社)2017年11月
中島宏章 (著), 福井大 (監修), 高田礼人 (監修)
A5判 248ページ 定価:1500円+税
※2018 年度、高校入試対策問題の国語テストに採用

購入は、Amazonページ♪
あるいは、著者サイン入りなどは直接メールください( info@hirofoto.com )


あり得ない!体温0度でなぜ死なない!?
鳥とコウモリ世界最速なのはどっち?
コウモリだけがこんなに長生きなのはなぜ?
コウモリはウマの仲間??
逆さまなのはなぜ?
どうやって飛んでいる?

超音波を使ってなにをしている?
さらには謎多きコウモリの進化やコウモリとウイルスの関係まで、
最新の研究結果をふまえて、楽しい文章で、ていねいに解説していきます。専門的になりすぎず、かといってサイエンスから離れすぎず、気をつけました。

 イラストも自分で手がけました。

飛翔の項では、航空力学を用いてコウモリの飛翔を解説しています。一般的な生物の本で、航空力学にここまで踏み込んで、丁寧に説明したのは、初めてなんじゃないでしょうか?おそらく、大抵はスルーするような、ややこしい物理の話に今回はあえて挑みました。

***
第1 章 コウモリのこと、どれくらい知っていますか?
<コウモリの衣食住、世界のコウモリ、吸血コウモリなど
第2 章 進化の謎を探る
<どのように進化した?なぜ飛ぶようになった?逆さまの理由など
第3 章 飛行メカニズムの謎に迫る
<航空力学からみるコウモリの空の飛び方、鳥とコウモリどっちが速い?など
第4 章 超能力ではない、超音波だよ
<エコーロケーションの解説、コウモリは音で世界を見る など
第5 章 知りたい! 長寿の秘密
<コウモリの休眠能力、長生きの秘訣、天敵、コウモリとウイルス

*****「はじめに」より抜粋*****

旅に出よう。
どこか遠くへ行くことだけが旅じゃない。

普段から見飽きている近所の風景も、時間帯を変えて眺めてみるだけで新たな発見があるものだ。
例えばそう、今まで気づかなかったけど、夕空にコウモリが飛んでいたりする。

このコウモリという動物は本当に不思議だ。
これほどまでに誤解されている動物はほかにいないのではないだろうか?
真実のコウモリは、めちゃくちゃ魅力的で、とんでもなく興味深い。

そんなコウモリの魅力と能力をひも解いてゆくだけで、世の中にある学問のほとんどを渡り歩かなければならないんじゃないか……

本書はいうなれば、皆さんと一緒にコウモリという名の乗り物に乗って、幅広いジャンルへ旅をする本だ。
堅苦しいお勉強ではなく、なるべく誰でも参加のできるツアーにしたい。
専門用語はできるだけ避けて、とっつきやすいよう心がけた。

本書を読み終えたとき、読者のコウモリに対するこれまでのネガティブなイメージがまるっきり「逆さま」になっていれば、望外の喜びである。

さあ、旅出よう。

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★「BAT TRIP〜ぼくはコウモリ」(北海道新聞社) 2011年3月
A5変型判、88ページ 定価:1500円+税
中島のデビュー作。
第3回田淵行男賞受賞作品「BAT TRIP」をメイン収録。
第37回木村伊兵衛写真賞の最終選考にも残る。
もう手に入らない!!<絶版本>

ご購入は、、、、→ 直接メールください!( info@hirofoto.com )

写真作品の他、コウモリの生態紹介や
 
中島が子供の頃から憧れていた動物写真家 宮崎学氏との

対談の模様も収録しており、資料的価値も高い。
※この対談を読んでから、本書を読み返してみると、また違った側面が読み取れるかもしれません。

 

★「コウモリ識別ハンドブック 改訂版」(文一総合出版) 2011年5月
<写真提供>
表紙をはじめ、図鑑写真を提供。日本のコウモリ図鑑といえば、これ以外に無い!
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★月刊 たくさんのふしぎ 「コテングコウモリを紹介します」 2012年3月号

 

 

★写真冊子「黄昏ドラマチック」(五福舎) 2012年9月
中島宏章 (著), 岡田善敬 (装丁)
A4判 44ページ 定価:1000円+税
写真展の図録用に作成した写真文集。
作品ごとにエピソードやエッセイが
片意地のはらない読みやすい文章でびっしりと書いてあります。

ご購入は、、、、→ 直接メールください!( info@hirofoto.com )。


コウモリの生態紹介のページもあります